カーエアコンについて  

エアコンの取り付けや、修理は特殊分野として

「車のでんきやさん」 一般の方は、あまり聞きなれないようですが

いわゆる「電装整備店」が各車ディーラーや、一般修理工場より依頼され作業している事がほとんどです。

1)冷媒サイクル

冷媒が気化・液化する際の熱交換を利用し冷たい空気を作り出しています

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制御システムは年々進化していくにもかかわらず、冷媒サイクルは何十年もこのままです。

これ以上のシステムがないのか、変える必要がないのでしょうね。 単純明快で丈夫だからでしょうか。

ただ、「単純」で「丈夫」であるがゆえに、間違った取り扱いをされる危険度も高いようです。

・単純であるため「断片的な知識しかない人」でも気軽に作業をしてしまう事があります。

・丈夫であるため「間違った知識」で適当な作業をしても、すぐ壊れずに、耐えながらも機能し、冷風が出ます。

ですが、なかにはシステムが悲鳴を上げている場合があります。

ストレスは確実にダメージとなり寿命を縮めてしまいます。


人為的にトラブルのきっかけをつくられ、壊れるべきして壊れてるケースが多い気がします。

例えば、冷媒ガスや冷却オイルの量です、両方とも規定量とゆうものがありますが

・過充填/ガスの入れすぎは高圧の上がりすぎによって冷え不足や、コンプレッサーの焼付き、

又は各パーツの破損。もしくは漏れを招きます。


・ガス不足は冷え不足やオイル切れによってコンレッサーの焼付きを招きます。


ガスチャージ作業は、正しい知識や経験の元で行わないと、冷え不足や故障原因の元になりかねません。

*冷媒ガスの性能は半永久的です。ガスを入れ替えて冷却効率が上がる事はほとんどないでしょう。

(もし冷えが良くなったとすれば、それは以前のガスチャージの時の作業ミスです。ガスの品質。量。システム内のエアー抜きなどがきちんと管理されていなかったのでしょう)

*冷媒ガスは消耗品ではありません。減るのであれば「ガス漏れ」という故障なので、修理が必要です。

お金を払って意味のないガスチャージをしたり、故障の原因をつくっている人も少なくないようです。

電装整備店や正しい知識のあるメカニックなら無駄な作業をする事はないでしょうし、

例え単なるガスチャージ作業であっても、その過程においてトラブルに気づく事ができます。

システムの仕組みを知っていればチェックポイントとチェック方法を知ってるので、適切なサービスアドバイスがも

らえるでしょう。  エアコンが効かないからといって

「とりあえずガスチャージ」という間違った認識は、無駄な時間と無駄な出費を増やすだけです。

2)制御システム

ほとんどが「オートマチッククライメートコントロール」が装備されるよになりました。(フルオートエアコン)

コントロールモジュールが各センサーの情報を元にシステムを管理し、快適な空調を制御します。

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エレクトロニクス技術の充実により、  メンテナンスも快適になってきています。

設備と知識が整っていれば、より短時間で、的確な点検やトラブルシュートが可能になりました。

以前はサーキットテスター片手に、各部を分解して配線やセンサーを1本1本、1個1個、追っかけて点検したり、

バキュームやワイヤーで作動させていたアクチェーター類を分解して作動確認したりと、かなりの時間を費やされました。

現在ではチェックしたいセンサーの数値や、コントロール信号のステータスを診断機で簡単にスキャニングできます、

アクチェーター類もモーター駆動で電気制御しているので、作動状態を数値で読み取れます。

あちこちバラしたり、分解しないでもシステムの制御状態を把握し点検できます。

まだ一部のメーカーと車種だけですが、冷却性能テストと、ヒーター性能テストが

ダイアグシステムにテストステップとして診断機にプログラムされています。

(規定の条件下で、一定の時間内に一定の温度変化をテストするステップ)

「効きが甘いような気がする」 とか 「以前はこうすれば、○○○だった気がする」などの

あいまいな不具合の訴えに対し

「外車はこんなもんですよ」 とか 「普通そんな事はないので、コレで少し様子を見てください」もしくは

「コンピューターを交換してみないとわからない」 などといった

あいまいな返答をしなくてすみますね。

(専門的な知識と技術があるところでは元々、してないはずなんですが・・)

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理論に沿って、正確な数値を確認しながらのコンピュータ診断で、すばやく的確な 点検/修理が

できるようになりました。

 

 

*エアコントラブル時のアドバイスとしては

 

・「異音」「異臭」「振動」を含めた違和感や不具合を感じたら、すぐにスイッチをオフにする。

トラブルが起きているのに作動させていると、二次災害をまねき、軽症を重症にしてしまいます。

 

 

「ガスチャージの出来る所」ではなく、きちんと「修理の出来る所」に相談もしくは依頼しましょう。

エアコンは正しいメンテナンスと取り扱いをすれば、簡単に壊れるものではありません。