フォードマスタング テールランプの改善  

輸入車を日本の車検基準に合うように改善する項目の中に、エクステリアランプの改善があります。

ポジションランプやウインカー、ストップランプなどの変更なんですが、システムの進歩と共に年々難しくなってきてますね。

今回マスタングでの作業です。まずは配線図で電気回路を確認しながら、シンプルでかつ安全な配線の加工方法を考えます

残念な事に加工方法に規定のルールがないのため、いじり方は人それぞれで着手した作業者に託されます。問題なのは

マズイいじり方をされると、GM車だとBCM(ボディーコントロールモジュール)マスタングではSJB(スマートジャンクションボックス)

ってゆうモジュールが、即死!もしくは本来の寿命よりも極端に短く病死してしまいます。

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もちろんその時々ベストは尽くしますが、もっといい方法はないか常に情報収集や、別の修理で入庫した車輌をチラリ、、

拝見したりしています。参考になる事もあるし、 えっ!それヤバくないっ てゆうイジリ方をされてる車があるのも事実です

・モジュール即死の原因は検電中にショートさせた、などの作業ミスによる破損

・後に病死の原因は配線加工での計算ミス, ストップランプの出力を分配したり、フロントのウインカー出力をリアに分配したり

ワーニングシステムを解除するために、ダミーロード(擬似抵抗)を使ったりとメーカーが設計した回路をかなり無視しますが、

気をつけないといけないのが、出力の容量オーバー、 例えば10Wのバルブ用の出力ラインを23Wのバルブ2個に分配

した場合56Wになり、0.8Aの出力で設計されてるのに4.66Aも流れる事になりますね5.8倍!

オーバーロードです。ショートしてるわけじゃないからヒューズは切れないし保護回路も働かないので

やっかいな事に時間をかけてゆっくりと、エレクトロニクス基盤が焼けたり、半導体(トランジスタなど)がパンクします。

ひと世代前のシステムならオーバーロードしててもリレーやスイッチの単品交換ですんだけど

モジュール交換は部品も高価だし、コーディング(プログラム設定)が必要だから、設備の整った工場じゃないと出来ない。

たまにウインカーが点かない、点滅しない。ストップが点いたり点かなかったり。は、初期症状らしいですよ

しっかりと根本的な原因を見つけ、的確に処理できる修理工場に依頼しないと定期的にモジュールを交換するはめになるかも・・・

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